オートバックスのポイントアップカードが廃止されたと聞いて、驚いた方も多いのではないでしょうか。長年利用してきた方にとっては、突然の変更に戸惑いを感じているかもしれません。
ポイントを貯めてお得に買い物をしたり、メンテナンスを受けたりするのが当たり前だった時代から、現在はVポイントを中心とした新しい制度へと移行しています。
この記事では、オートバックスポイントアップカード廃止の背景から、Vポイント制度の概要、新会員制度の内容、旧カード保有者がすべき対応、そして今後の選択肢までを詳しく解説します。
「オートバックス ポイント アップ カード 廃止」と検索している方にとって、制度変更の本当の理由や、新たなメリット・デメリットをしっかり理解できる内容になっています。
制度が変わっても損をしないために、今こそ正しい知識を身につけておきましょう。

えっ、ポイントカードなくなったの?どうすればお得に使えるの?
オートバックスポイントアップカード廃止の背景
オートバックスの「ポイントアップカード」は、かつて多くのドライバーに利用されていた会員サービスの一環でした。しかし、時代の変化やデジタル化の波を受けて、このカードは2019年に廃止され、新たな制度へと移行しています。本記事では、「なぜ廃止されたのか」「旧制度と新制度の違い」「Vポイント導入の背景」「本当に改悪なのか」といった観点から、制度の変遷を深く掘り下げて解説します。
なぜポイント制度が廃止されたのか
結論から言えば、「利便性の向上」と「汎用性の拡大」が主な理由です。従来のオートバックスポイント制度は、オートバックス独自のものであり、他社や他業種での活用ができないという制限がありました。
このように、自社のみで完結するポイント制度は、一見すると囲い込み戦略としては有効に見えます。ただし、ユーザー視点で見ると「使い勝手が悪い」「ポイントが期限切れで失効しやすい」「そもそも利用場面が限られている」といった課題が生まれていました。
また、2010年代後半から日本国内でもTポイントやPonta、楽天ポイントなどの共通ポイント市場が急拡大しており、顧客が複数の場所で使えるポイントにメリットを感じ始めていたのです。
オートバックスがこのタイミングで制度を刷新したのは、まさにこの市場動向に対応するためでした。より柔軟で汎用的なポイント制度へ移行することが、顧客満足度向上につながるという判断がなされたと考えられます。
さらに、管理コストやシステム運用の観点でも、独自ポイントの維持には一定の負担が発生していました。ユーザーごとにポイントの蓄積・消費履歴を管理し、それを有効に活用させるには相応のインフラが必要です。その点、共通ポイントへの統合は運営側にとっても効率化の効果が大きかったといえるでしょう。
このように、オートバックスポイントアップカードの廃止は、単に制度の終了ではなく、よりユーザー中心の体験設計への転換を意味していたのです。
旧カードと新制度の違いとは
オートバックスの旧ポイント制度では、買い物をするたびに「オートバックスポイント」が付与され、店頭での支払い時にそのポイントを使うことができました。この仕組みは一見すると現在のVポイントと似ているように思えますが、いくつかの明確な違いがあります。
まず大きな違いは、ポイントの汎用性と使える店舗の数です。旧制度は完全にオートバックス専用で、他社での利用は不可能でした。一方、Vポイントに移行したことで、ファミリーマートやジョーシン、エディオンなど全国15万店舗以上で利用できるようになったという大きな変化があります。
さらに、旧制度ではポイントの還元率が一定であり、会員ランクなどによる変動が少ない傾向にありました。しかし新制度では、以下のように会員ランクに応じたポイント還元が適用されるようになっています。
会員ランク | 還元率(200円ごと) | 誕生月ポイント | メンテナンス特典 |
---|---|---|---|
ブロンズ | 1ポイント | 300pt | 年間1,100円(税込) |
サファイア | 2ポイント | 500pt | 年間550円(税込) |
ダイヤモンド | 4ポイント | 1,000pt | 無料付帯 |
このように、会員の利用実績に応じてランクアップし、還元率も高まる仕組みに変わっています。よりリピーターを優遇し、利用頻度を促す構造に進化したと言えるでしょう。
ただし、注意点もあります。旧制度ではポイントに「失効しにくい仕組み」が用意されていたのに対し、新制度ではVポイントに統合されたことで、有効期限の管理がややシビアになっている面もあります。期限を過ぎると失効してしまうため、定期的にポイント残高をチェックする習慣が求められるようになりました。
Vポイント導入の意図と影響
Vポイントの導入は、オートバックスにとって顧客基盤の拡大とブランド連携の強化という意図があります。特に2020年以降、VポイントはSMBCグループ(三井住友フィナンシャルグループ)を中心に急速に普及しており、金融とリテールの連携を強化する動きが加速しています。
この流れに乗ることで、オートバックスは「カーライフ」という領域にとどまらず、日常生活との接点を広げることが可能になります。例えば、普段はファミマでVポイントを貯め、それを車検時の支払いに使う、といったクロスユースが現実的になりました。
また、データ活用の観点でも意義があります。Vポイント連携により、より精緻な顧客分析が可能になり、ユーザーに対するパーソナライズされたキャンペーンや通知が実施しやすくなるのです。
一方で、影響を受けたのは「以前からの会員」です。特に高齢層など、アプリや共通ポイントの仕組みに馴染みのない人々は移行に戸惑ったという声もあります。旧カードでは紙の会員証やハガキによるお知らせも多かったのに対し、現在ではアプリやQRコード、メール配信が主流です。
このように、利便性は高まりましたが、すべての層にとって使いやすいとは限らないという課題も抱えているのが現状です。ユーザーのITリテラシーによって、享受できるメリットに差が出る点は、今後の制度改善の余地と言えるかもしれません。
なお、Vポイントとの連携方法や詳細については、以下の公式案内が参考になります。
オートバックス公式:Vポイントとの連携方法
廃止は改悪か?制度の見直しポイント
制度がリニューアルされると、必ず賛否の声があがります。では、オートバックスポイントアップカードの廃止は「改悪」だったのでしょうか。
まず評価できる点として、ポイントの使い道が圧倒的に広がったことがあります。旧制度では「オートバックスで使うためだけ」のポイントでしたが、現在ではコンビニや家電量販店、飲食店など多様な店舗で利用可能となっています。
さらに、会員ランクによる優遇制度や誕生月ポイント、当日予約の優先受付など、単なる買い物以外のシーンでのメリットも拡充されました。これは車のメンテナンスを定期的に行うユーザーにとって、大きな経済的恩恵となるでしょう。
一方で「改悪」と感じる人がいるのも事実です。その理由には以下のような要素があります。
- 旧カードからの自動移行がされず、手続きが必要だった
- ポイントの有効期限が比較的短くなった
- システムの操作や登録方法がやや複雑
特に高齢者やアナログ世代の方々にとっては、アプリのダウンロードやQRコードの利用、Vポイントカードとの連携手続きが心理的なハードルとなり、従来のシンプルな仕組みが恋しく感じられるのかもしれません。
このように、制度の変更には**「多くの利点」と「一部の不便さ」が共存**しています。ユーザー側としては、新制度の仕組みを理解し、アプリやWebサービスをうまく活用することで、最大限の恩恵を受けることが可能になります。
今後、オートバックスがさらに多様なニーズに応えられるよう、サポート体制やガイドの充実を図っていくことが、制度全体の満足度を高める鍵になると考えられます。
オートバックスポイントアップカード廃止後の対策
オートバックスポイントアップカードが2019年に廃止されたことにより、従来のポイント制度が終了し、代わって「Vポイント」との連携や新たな会員制度が導入されました。これに伴い、ユーザーはこれまでとは異なる形でポイントを活用したり、メンテナンス特典を得たりする必要があります。本記事では、廃止後に利用者が取るべき「具体的な対策」について詳しく解説し、損をせず賢く活用するための方法をお伝えします。
会員登録で得られる新たな特典
まず注目すべきは、新たな会員登録で得られる特典が非常に充実しているという点です。旧制度では、会員になっても単純なポイント付与と紙の会員証が中心でしたが、現在のオートバックス会員制度では、より実用的かつ多角的なサービスが組み込まれています。
現在の会員制度は、アプリや店舗、Webから簡単に登録でき、登録後すぐにさまざまなメリットを受け取ることが可能です。主な特典は以下の通りです。
- ポイント還元制度(Vポイント):お買い物200円ごとに1〜4ポイントが貯まり、提携店舗でも利用可能
- 誕生月ポイント:会員ランクに応じて300〜1,000ポイントをプレゼント
- 当日予約の優遇:高ランク会員はより早く予約可能(例:ダイヤモンド会員は午前0時から)
- 会員限定クーポン:アプリ経由で配信される割引クーポンを利用できる
- ウェルカムクーポン:アプリ登録後すぐに初回限定の割引特典が受け取れる
これらの中でも、とくに注目されているのが「会員ランクによる特典の強化」です。単に会員になっただけではなく、その後の行動や利用頻度によって恩恵が変わる仕組みとなっているため、継続的な利用にメリットがあります。
さらに、アプリ登録による「カードレス化」も大きな利便性を生んでいます。スマホ1つで会員証、クーポン、予約、ポイント確認が完結するため、従来のようにカードを持ち歩く手間がなくなりました。
なお、無料で会員登録できるうえに、アプリ会員限定のキャンペーンが定期的に開催されているため、これから登録を考えている方には、アプリからの入会がおすすめです。
公式サイトからの登録も可能です:オートバックス会員制度
メンテナンスオプションの活用方法
オートバックスの新制度で見逃せないのが、**「メンテナンスオプション」**です。これは、1年間にわたり特定の作業工賃が何度でも無料になるというサービスであり、頻繁に車のメンテナンスを行う方にとっては圧倒的にお得です。
メンテナンスオプションに加入することで、以下の4項目の作業基本工賃が無料になります。
- エンジンオイル交換
- オイルフィルター交換
- エアフィルター交換
- ワイパー交換
これらは定期的に交換が必要なパーツであり、年間で数回利用するだけでも元が取れることが多いです。
会員ランク | メンテナンスオプション費用(年間・1台) |
---|---|
ダイヤモンド | 無料付帯 |
サファイア | 550円(税込) |
ブロンズ | 1,100円(税込) |
このように、会員ランクによって費用も異なりますが、どのランクでも加入する価値が高いのが特徴です。
具体的な利用方法としては、店舗での加入手続きが基本となります。アプリ会員であれば、その場で簡単に加入でき、アプリ上で有効期限や利用履歴の確認も可能です。
また、車検や車購入時には、2年間無料でメンテナンスオプションが付帯するという特典もあるため、タイミングを見てうまく活用することで、さらにお得感が増します。
注意点としては、工賃が無料になるのは「基本工賃」のみであり、アンダーカバー脱着やコンピューター診断料などは別料金になる可能性があるという点です。事前に確認しておくことをおすすめします。
このように、メンテナンスオプションはコストパフォーマンスに優れており、長期的に見て大きな節約効果をもたらすサービスです。
アプリとカードの連携で損を防ぐ
オートバックス会員制度を最大限活用するうえで重要なのが、「アプリとVポイントカードの連携(W登録)」です。この連携を行わないと、Vポイントが正常に貯まらず、特典を受けられないケースが発生するため、早めの設定が推奨されます。
連携の手順はシンプルで、アプリの会員証画面から「Vポイント利用手続き」を選択し、Vポイントカード情報を入力すれば完了します。連携後は、Vポイントカードを持ち歩く必要もなく、アプリのバーコード提示だけでポイントが加算されます。
しかし、ユーザーの中には以下のようなトラブルを経験した方もいます。
- 店頭でW登録を済ませたはずなのに、アプリ上で反映されていない
- 表面のV会員番号と、ログインに必要なAB IDを混同している
- モバイルVカードが表示されない
これらの原因は、「異なるAB IDでログインしてしまっている」ことや、「登録から一定期間(最大10日程度)を経ないと反映されない」ことが考えられます。
これを防ぐには、以下の2点が有効です。
- 店頭で登録したIDとアプリでログインしているIDが一致しているか確認する
- モバイルVカードを表示できない場合は、Vポイントアプリ側の設定も見直す
アプリとVポイントカードの連携が完了していれば、どこで買い物してもVポイントが貯まり、オートバックスでも使えるという利便性が生まれます。これにより、「高額な整備費をポイントで割引」「誕生月ポイントでオイル交換費用をカバー」など、実質的な節約効果も期待できます。
このように、アプリとカードの連携は見落としがちな重要ステップであり、損を防ぐための基本対策といえるでしょう。
会員ランク制度の上手な使い方
オートバックスの会員制度は、単に会員登録するだけでなく、「ランクアップ」を意識することで真価を発揮します。2023年の制度リニューアルでは、ランク査定点数「バックス」によってランクが決定される仕組みが導入され、ユーザーの行動がより明確に反映されるようになりました。
バックスを貯める主な方法は以下のとおりです。
- お買い物:100円ごとに1点
- 来店チェックイン:1日1回10点
- オイル交換:100点
- タイヤ購入:1本あたり100点
- 車検利用:1回1,000点
- 任意保険契約、紹介、継続登録なども対象
この中でも、アプリからの来店チェックインや作業予約は見落とされがちなポイント加算要素です。つまり、ただ店舗で買い物するだけでなく、アプリを活用することで効率的にランクアップが可能になるわけです。
ランクアップすることで、以下のような具体的なメリットがあります。
ランク | 主な特典 |
---|---|
ブロンズ | ポイント還元1pt、誕生月300pt、メンテナンス1,100円 |
サファイア | 還元率2pt、誕生月500pt、メンテナンス550円、予約優遇9時 |
ダイヤモンド | 還元率4pt、誕生月1,000pt、メンテナンス無料、予約優遇0時 |
例えば、ダイヤモンド会員になれば、基本的なメンテナンス工賃がすべて無料になるだけでなく、当日予約も最速で取得可能です。忙しい方や車を頻繁に使う方にとっては、この「時間の優遇」も大きな価値を持ちます。
ただし、ランク維持にはある程度の利用実績が必要で、バックスの蓄積が少ないとランクが下がってしまう可能性もあります。そこで、意識的にアプリの機能を活用し、こまめにチェックインや予約を行うことがポイントになります。
さらに、継続的に上位ランクを維持しているユーザーには「ランクキープポイント」が付与され、ダイヤモンドなら年間1,000ポイントがもらえるため、維持するだけでもお得です。
このように、オートバックスの会員制度は「使えば使うほど得をする」設計になっており、ランク制度を意識した利用が賢い戦略と言えるでしょう。
オートバックスポイントアップカード廃止に伴う今後の選択肢
オートバックスポイントアップカードの廃止により、多くの利用者が戸惑いを感じたことでしょう。長年利用してきたカードが使えなくなったことで、今後どうすればお得に買い物やメンテナンスを継続できるのか、不安に思っている方も少なくありません。しかし、この廃止をきっかけに、新たな制度へ移行し、より便利で柔軟な選択肢が生まれています。本記事では、Vポイントの貯め方から、旧カード保有者が取るべき対応策、無料で登録できる新会員制度の利点、さらには他社との比較までを丁寧に解説します。
Vポイントの貯め方と使い道
Vポイントは、オートバックスが導入した共通ポイントシステムであり、かつてのオートバックスポイント制度とは異なる大きな特徴を持っています。まず注目すべきは、その「汎用性の高さと利便性」です。オートバックス以外でも使えることから、ポイントを貯めるチャンスも使う場面も一気に広がりました。
Vポイントは以下のような方法で貯めることができます。
- オートバックスでの買い物(会員ランクに応じて200円ごとに1~4ポイント)
- Vポイント加盟店(ファミリーマート、ジョーシン、エディオンなど)での利用
- 三井住友カードを使った支払いによるポイント付与
- オンラインショッピング(Vポイントモールを経由した購入)
オートバックスで貯まるポイント数は、会員ランクに大きく左右されます。例えば、ダイヤモンド会員であれば200円につき4ポイントが付与されるため、同じ金額の買い物でも、一般のブロンズ会員よりも圧倒的に効率よくポイントを貯められます。
使い道においても、Vポイントは高い柔軟性を持っています。以下は主な活用方法です。
- オートバックスでの支払いに充当(1ポイント=1円)
- Vポイント加盟店での買い物
- 他ポイントへの交換(Tポイント、ANAマイル、dポイントなど)
- ギフトカードや商品との交換(Vポイントサイトから)
- 投資や保険の支払いに充てる(三井住友関連のサービス)
このように、多彩な使い道が用意されているため、ポイントの消失リスクが大幅に軽減されている点も大きなメリットです。特にオートバックスだけで使い切れないというユーザーには、Vポイントの導入はまさに歓迎すべき改革といえます。
一方で注意点としては、有効期限の存在です。多くの場合、Vポイントの有効期限は最終利用から1年間となっており、放置していると失効する可能性があります。こまめにアプリでポイント残高と期限を確認する習慣をつけておきましょう。
旧カード保有者がすべきこと
旧オートバックスポイントアップカードを保有している方は、すでにそのカード自体にポイントの機能はありません。実際、オートバックス独自のポイント付与は2017年に終了し、2019年末までの間に全ポイントが失効しています。それでも旧カードを持っている人は一定数存在しており、「まだ使えるのでは?」という誤解から損をしてしまうケースも見受けられます。
では、現在旧カードを持っている方が取るべき対応策とは何か。具体的には以下の3点に集約されます。
- 新しい会員制度への移行登録
- Vポイントカードまたはアプリとの連携(W登録)
- 旧カードの役割を確認し、適切に処分または保管する
まず、オートバックスの新しい会員制度では、旧カードのAB ID(12桁の番号)を使ってアプリにログインすることができます。アプリから「ログイン/新規会員登録」を選択し、旧カードの番号を入力することで、新制度にスムーズに移行できます。
また、Vポイントとの連携は、店頭でも可能です。レジで旧カードとVポイントカードを提示し、紐づけの手続きを依頼するだけで完了します。これにより、Vポイントがオートバックスでも貯まり、使えるようになります。
旧カードそのものに実用的な価値はもはやありませんが、一部の会員証代わりに使えるケースや、過去の履歴確認でAB IDが必要になる場面もあるため、完全に捨てるのではなく、念のため保管しておくのが安心です。
会員登録の無料化とそのメリット
旧制度では、会員カードの発行に220円(税込)の手数料がかかる仕組みでした。しかし現在は、アプリ経由での登録であれば完全無料となっており、手間もコストも大きく軽減されています。
この無料化には、ユーザーにとってさまざまなメリットがあります。
- いつでもどこでもスマホで登録可能
- カードレスで管理でき、紛失リスクがない
- アプリ限定のクーポンやキャンペーン情報を受け取れる
- 愛車のメンテナンス履歴を「車のカルテ」で一括管理できる
- ランクアップのための来店チェックインや予約管理が容易
このような特典が、すべて「無料で」利用できる点は、従来の制度とは大きく異なる進化ポイントといえるでしょう。
さらに、アプリ経由での会員登録は、Yahoo! JAPAN IDやGoogleアカウント、Appleアカウントとの連携にも対応しており、メールアドレスの入力やパスワード設定を簡略化できる仕組みも整っています。
特に注目すべきは、「ウェルカムクーポン」の存在です。登録直後に配布されるこのクーポンは、初回のオイル交換やカー用品購入時に即利用できるため、会員登録するだけで実質的に数百円〜1,000円以上の値引きが受けられることになります。
従来のように物理カードを財布に入れておく必要もなくなり、日常的な使い勝手が格段に向上している点も、登録を強く推奨できる理由です。
他社との比較で見える利便性
他社のカー用品店や整備チェーンと比較した場合、オートバックスの新会員制度にはどのような優位性があるのでしょうか。ここでは主な競合となる「イエローハット」や「コクピット」「ジェームス」などと比較し、ユーザーにとっての使いやすさや特典の差を見ていきます。
店舗名 | ポイント制度 | 会員登録料 | アプリ対応 | メンテナンス特典 | ポイントの汎用性 |
---|---|---|---|---|---|
オートバックス | Vポイント(共通) | 無料(アプリ) | あり | 4項目無料/年 | 高(V加盟店利用可) |
イエローハット | 独自ポイント(YH P) | 無料 | あり | 割引券配布型 | 低(自社のみ) |
ジェームス | 自社スタンプ制 | 無料 | 一部あり | 工賃割引キャンペーン等 | 低(自社のみ) |
コクピット | 会員制(タイヤ購入特化) | 有料/条件付き | 一部あり | タイヤ交換特典など | 低(提携先限定) |
この比較からも分かる通り、オートバックスは共通ポイント制とアプリ機能の融合によって、総合的な利便性で他社を上回っていることが明らかです。とくに、ポイントの「他業種での活用可能性」が、ユーザーにとって大きな魅力です。
また、メンテナンスオプションのような実用的な特典は他社ではあまり見られず、年間1,100円(または無料)で何度でも工賃が無料になる仕組みはコストパフォーマンスの面でも優位性があります。
こうした比較からも、オートバックスはポイントカードの廃止という決断を経て、より開かれたユーザー中心の制度へと進化していることが見て取れるでしょう。
今後も、より便利に、よりお得にカーライフを楽しむためには、旧制度にとらわれず、こうした新しいサービスに柔軟に移行する姿勢が求められます。登録がまだの方は、まずはアプリのダウンロードから始めてみてはいかがでしょうか。
筆者の総評:オートバックス会員制度の変遷と今後の展望
オートバックスの会員制度が大きく変わったと聞いて、正直なところ、最初は戸惑いました。長年親しんできた「ポイントアップカード」が廃止され、新たなシステムに移行するというのは、まるで馴染みのある道が突然工事中になり、迂回路を探すような感覚です。しかし、詳細を掘り下げてみると、この変化にはユーザーにとっての新たなメリットも見えてきました。
まず、新制度ではアプリを活用した来店チェックインや作業予約、メンテナンス利用などで「バックス」という査定点数が加算される仕組みになっています。これにより、従来よりも会員ランクが上がりやすくなったとのこと。特に、アプリからの予約やチェックインでポイントが貯まるのは、デジタルネイティブな世代にとっては使い勝手が良いと感じます。citeturn0search5
また、最上位ランクの特典として「当日作業予約の受付時間優遇」や「誕生月ポイント1,000pt付与」などが追加されています。これらの特典は、頻繁にオートバックスを利用するユーザーにとっては大きな魅力となるでしょう。citeturn0search5
一方で、従来のポイントアップカードに慣れ親しんでいたユーザーからすると、新制度への移行は少々複雑に感じられるかもしれません。特に、アプリの利用が前提となる部分が多いため、スマートフォン操作に不慣れな方々にとってはハードルが上がる可能性があります。
このような変化は、まるで長年通い慣れたカフェがリニューアルして、メニューや注文方法が一新されたようなものです。最初は戸惑いを感じるかもしれませんが、新しいシステムに慣れることで、これまで以上のサービスや特典を享受できる可能性があります。
私としては、まずはオートバックスの公式アプリをダウンロードし、新しい会員制度の詳細を確認することをお勧めします。アプリを通じて、最新の特典情報やポイントの貯め方、使い方を把握することで、これまで以上にオートバックスを有効活用できるでしょう。変化を前向きに捉え、新たなサービスを積極的に利用することで、より充実したカーライフを送ることができるはずです。
オートバックス ポイント アップ カード 廃止に関するまとめ
- オートバックスは2023年9月26日より会員制度を18年ぶりに大幅リニューアルした
- 新制度では、アプリを活用した来店チェックインや作業予約、メンテナンス利用などで「バックス」という査定点数が加算される
- 会員ランクが上がりやすくなり、最上位ランクでは「当日作業予約の受付時間優遇」や「誕生月ポイント1,000pt付与」などの特典が追加された
- 新制度移行後も、現在所有している会員カードやTポイントはそのまま利用可能で、特別な手続きは不要である
- アプリを通じて会員ランクや特典内容の確認、ピット作業予約、愛車のメンテナンス管理などが一元管理できるようになった
- 会員数は約1,400万人(2023年8月末時点)であり、新制度によりさらなる利便性向上が期待されている
- アプリからの来店チェックインやWEB経由での作業予約でポイントが貯まるため、デジタルツールの活用が推奨される
- 従来のポイントアップカードに慣れたユーザーは、新制度への移行に戸惑う可能性があるため、公式情報の確認が重要である
- 新制度では、買い物で貯まるランク査定点数「バックス」により、月1回のランク査定でランクが判定される
- アプリに会員情報を登録し、Tカードと連携することで、会員証やTカードを常時携帯する必要がなくなる
- アプリからピット作業予約や愛車のメンテナンス管理、限定クーポンやキャンペーン情報の受け取りが可能となった
- 新制度への移行に伴う特別な手続きは不要であり、会員ランクも同等ランクへ自動で変換される
- オートバックスは「社会の交通の安全とお客様の豊かな人生の実現」を目指し、顧客の安全・安心と利便性向上に取り組んでいる
- アプリの利用が前提となる部分が多いため、スマートフォン操作に不慣れな方々はサポートを受けることが望ましい
- 公式サイトやアプリで最新の特典情報やポイントの貯め方、使い方を確認することが推奨される
参照URL
- オートバックス、会員制度を大幅リニューアル – (https://www.nextmobility.jp/after_market/autobacs-significantly-renews-membership-system20230926/)
- 概要: 2023年9月26日、オートバックスが18年ぶりに会員制度を大幅リニューアルし、新たな特典内容やランクアッププログラムを導入したことを報じている。